2011年5月31日火曜日

書籍シリーズ No.001 日本復興計画

著者の大前研一さんは、経営コンサルタントで活躍していらっしゃいますが
もともと、原子炉の設計を行っていた方なので、原子力発電に関してはとても詳しいです。

会員向けCS放送BBT757Chというビジネス向けの放送内容を本にしたものです。
この放送を、実際にYouTubeでも流しています。
ご覧になられる方は、以下のURLです。
タイトル「東日本巨大地震 福島原発半径20km以内の住民に避難指示(3月13日収録)」
http://www.youtube.com/watch?v=U8VHmiM8-AQ
その他、いくつかあります。
書籍名:日本復興計画
著者 :大前研一
出版 :文藝春秋




















地震発生後の、報道から流れてくる福島第一原発の状況を聞き疑問を抱き、
福島第一原発内で発生していた状況を(推測も入っていますが)的確に書いています。
最近の、報道で地震直後の原発内の状況が発表されていましたが、まさに
この本に書かれていたことが現実に起こっていました。

原発建設については、どこの地域だって反対に決まっています。
危険も危険で取り返しが付かない危険ですから当然です。
でも、確率論を使い建設は行われてしまうことが書かれていました。
その確率論とは、原発が危険になる確率は、低くほぼ無い状態に持っていってしまい、
建設着工に至る。危険がいつの間にか、確率に変わってしまう・・・・・

これからの、日本復興に関する方法論も書かれていたりします。

最後に、この本の価格の12%(¥137)が震災復興に役立てられるとのことです。

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